Blog ブログ

【活動報告】東京大工塾との山林現場視察、及び天竜の森と建築をつなぐ「TENRYU FOREST JAZZ 2026」

圧巻の山林伐採現場へ──日本のモノづくりを支える原点

東京大工塾の交流イベントとして2026年8月1日(土)から2日(日)にかけて、弊社社長含め3名が静岡県浜松市にて、「山林現場視察」、および「TENRYU FOREST JAZZ 2026」に参加してまいりました。

今回の視察では、私たちのモノづくりの原点である「山林」で大変貴重な体験をいたしましたので、その様子を中心に皆様にご報告させていただきます。

■ モノづくりの原点、大迫力の山林伐採現場へ

今回の視察において最大の目的であり、最も心を打たれたのが、天竜区横山町周辺の広大な山林での伐採現場視察です。

私たちが普段、洗練された住空間の中で目にしている木材が、いかにして自然の中から切り出されているのか。早朝の澄んだ空気の中、切り立つような急斜面に足を踏み入れると、そこには想像を絶するほどの過酷で力強い現場の営みがありました。

視察では、実際に目の前で大木が伐採される瞬間を見学いたしました。山々に響き渡るチェーンソーの轟音とともに、何十年もの歳月をかけて育った木が地響きを立てて倒れる光景は、言葉では言い表せないほどの圧倒的な迫力と、自然の力強さを感じさせるものでした。熟練の職人の方々が、危険と隣り合わせの斜面で一本一本の木と真剣に向き合う姿を拝見し、建材の背景にある計り知れない労力と技術を肌で感じました。

こうした力強い生産現場の息づかいを知ることは、空間づくりに携わる者にとって非常に重要な意味を持ちます。モダンな住宅建築の中に無垢材などの木材を取り入れる際、ただの「材料」としてではなく、森で育まれた「命」としてのルーツやストーリーを感じていただけるようなご提案をしていくことが、私たちの使命であると改めて強く実感させられました。

 

■ 森と街をつなぐ文化交流:「TENRYU FOREST JAZZ 2026」と建築現場見学

伐採現場の視察に合わせ、前日には実際の建築現場の視察と文化交流イベントにも参加いたしました。

モデルハウス、古民家再生現場を巡り、木材が実際の建築物としてどのように活かされているかを拝見しました。

また、丸志木材株式会社 天竜工場にて開催された「TENRYU FOREST JAZZ 2026」では、「音楽がつなぐ、森と街。」という素晴らしいテーマのもと、製材工場という非日常の空間で響き渡るジャズの生演奏を堪能いたしました。地元天竜ひのきを用いた家具の展示やチェーンソー体験なども行われ、夕刻の懇親会では林業の未来や地域貢献について、参加者の皆様と有意義な意見交換を行うことができました。

■ 今後の展望

日本の林業が抱える人材不足という課題に直面しつつも、未来へ向けて情熱を注ぐ現地の皆様の姿に深く感銘を受けました。弊社といたしましても、生産現場の声を大切にし、森と街、そして建築現場と現代のライフスタイルをつなぐ架け橋となれるよう、今後も一層尽力してまいります。

引き続き、変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

※ ハウステックス株式会社は、次世代を担う大工職人の育成と日本の木造建築技術の継承を目指す「一般社団法人 東京大工塾」の会員として活動しています。